踏み込み温床づくり その1
どうも!ダイスケです!
いや~
春デスネ!!!
肌を突き刺すような寒さを乗り越え
春の陽気に誘われた野菜たち
このように「トウ立ち」しています!
※あ、これ一応、白菜です(笑)
虫害のせいで播種時期が遅れた苗を無理やり定植するとこうなります。結球しません。
とくにアブラナ科の野菜(ダイコン、白菜、カブなど)は、トウ立ちして花を咲かせ、子孫を残す準備を始めます。
彼らも必死のようで、全エネルギーを「トウ立ち」に集中させるため、大根なんかは中がスカッスカになるんです。
白菜のトウは絶品ですよ~
市場に出回らないレアモノ、こっそり頂いております。
今日のお昼ご飯は
いつもの「究極のTKG」に、
白菜のお花を……
すみません。
流行りの「塩振りおじさん」の特許侵害しちゃいましたわ
いつもの食事に花をまぶすだけで
気分が少し明るくなりますねぇ
これが自給率100%の贅沢や……
夏野菜を頂くということ
いやしかし、まだまだ寒さが残るこの頃、
多くの農家さんは「夏野菜」の準備にとりかかっているかと思います
トマト、ナス、キュウリ、トウモロコシ……
暑くなると食べたくなりますよね~
みなさんのような一般消費者が、初夏(早め)に夏野菜をいただけるのは当然、農家さんたちが早めに準備を始めるおかげなのです。
でもそれを寒い中仕込むのって難しくて。
野菜のタネの発芽温度は高いため、この時期に、そのへんにまいただけでは寒すぎて発芽しないんです。
そこで、多くの農家さんたちは
ボイラーで自由自在に温度管理できるビニールハウス 電動ヒーターで加温できる発芽器・育苗器
を使うことで、発芽・育苗に適切な温度環境をつくり、夏野菜を早期に・確実に収穫できるよう準備するわけ。
農業技術の発展は素晴らしい!
そして我々はその恩恵を受けている!
でも、思いません?
踏み込み温床
江戸時代の人々は、モッタイナイ精神のもと
人間の糞尿までも無駄にしない
完全循環型の暮らしをしていた
なんてよく言われますが。
そんな江戸時代に誕生したと言われる「踏み込み温床」
現代の「ガソリン」や「電気」ではなく
微生物が落ち葉やワラを分解するときに発生する熱
すなわち発酵熱を利用して、苗を育てる方法です。
今回はこの踏み込み温床を作ってみました!!!
江戸人と同じ感覚を味わえる、めったにない機会。
余すことなくお伝えしていこうと思います!
長くなりそうなので3編にわたってお送りします。
それではまた。
その2はこちらから