農業を始める時に最低限必要なモノ
どうも!ダイスケです!
今日は珍しく有益なブログっぽい内容です!
定年退職後の帰農をお考えのあなた、
週末に農業のお手伝いを始めるあなた、
わたしのように大学を辞めて農業を始めたくなったあなたへ
「農業を始める時に最低限必要なモノ」を、優先度の高いものからご紹介していきます。
■目次 1.長靴 2.防虫ネット 3.手袋 4.剪定ばさみ 5.カッパ
1.長靴
○長靴を選ぶポイント
・長さ
ひざ下までしっかり覆える長さのものをオススメします!
私はちょっと短いものを買って失敗しました!
田んぼの中や水たまりの中、ちょっと深い部分に入ったとき、上からガンガン水が入ってきます…
そして土や草、虫なんかも、ヒモで縛っていても入るときは入ります…
毛虫やバッタが隙間から入り込んで、足裏で感じた「ムニュッと感」は今でもトラウマです。
・丈夫な素材か
あまりに安い長靴は、素材もモロく、すぐに穴が開いてしまいます。
私も、フェンスやワイヤーなど鋭利なものに引っ掛けて穴を開けてしまい、水たまりに入るたびに中がびちょびちょになっていたことがあります。
特に、草刈りをした後など、地面から少し出た「固い茎」は案外鋭利で危ないです!!!
ですので靴底も丈夫なものを選ぶことをオススメします。
○足袋ってどうなの???
農業を始める際、地下足袋を買いましたが、今は使っていません(笑)
ていうか、長靴で十分です!
足袋は基本的に防水ではないので、雨の日は使えませんし(防水のモノもありますが…)、結構汚れやすいです…
職人さんぽくってカッコイイのですが、、、
わたしは足袋は不要だと思いました!
○田んぼで使用する場合(☆重要☆)
・田植え専用の長靴or足袋は絶対に必要!
普通の長靴で田んぼの作業をすると、非常に動きづらいです!
ハマると抜けなくなって身動きが取れなくなることもあります!
よく、「裸足でいいじゃないか!」と言われますが…(わたしもそう思い、初めは裸足でした…)
専業の米農家さんの場合なら、田んぼを基盤整備していることが多いと思います。そのため、田んぼの中に大きな石も落ちてないし、平たんなので深みにハマることもないでしょう。
しかし!専業でない場合は、基盤整備をしていない、"昔ながら"の田んぼがほとんどのはず!
こういった田んぼでは、大きな石がゴロゴロ、地面の起伏も激しいことが多いです。
わたしも"昔ながら"の田んぼで作業しましたが、裸足では足の甲や、裏が傷だらけになりました…
専用の足袋を買ってから、ストレスがだいぶ軽減され、作業効率もグンと上がりました!
専用の長靴、または専用の足袋(脚絆【きゃはん】足袋といいます)は、
普通の長靴よりも、脚にぴったりフィットするのでスイスイ動けます!だいぶ変わります!!
田んぼをやるのでしたら、これらはマストだと思います!
防虫ネット+帽子
○防虫ネットを選ぶポイント
・色
よく売られているのが、「黒」と「白」ですが、
「黒」は避けましょう!ハチと遭遇したとき危険だからです!
ぜひ「白」または「ベージュ」のものを!
・素材
ネット通販などで数十円で売っているものもありますが、安価な素材のものは、何かに引っ掛けてすぐに穴が開きます!
特に春~夏にかけて大量の「ブヨ」や「蚊」が顔に寄ってきます。
穴が開くと、そこから容赦なく入ってくるので注意です!
700円~1000円のモノでしたら、大体強めにできているのでオススメします!
防虫ネットは帽子と組み合わせて使いますので、帽子もお忘れなく!
3.手袋
○手袋を選ぶポイント
・たくさん種類あります
①作業手袋
最近かなり種類が増えてきました!デザインもカッコイイもの多い
安価なモノも多く、機能的なので一番おすすめです!
手にフィットし、グリップが効いているものが良い
手袋は消耗品なので、使っていくうちに「あれはすぐ手先がボロボロになる」などわかってきます。自分にあったものを選ぶのが一番だと思います。
②軍手
「わたしは軍手派!」という方もいます!
ただ、軍手は雨の日など、水を吸って泥まみれになります…
①の作業手袋のほうが快適で汚れにくいです。
軍手はあまりおすすめしません…
③厚手のゴム製
防水性と耐久性は最高!水を使うことが多い方、イバラや栗などのトゲを扱う方は必須です!
普通の手袋だと、トゲは貫通するので、ふとイバラに触れた時は激痛です(笑)
④防振手袋
草刈機やチェーンソーを頻繁に使う方は必須です!
機械の振動で、末梢血管が収縮すると、病気(白狼病など)の原因になります!
わたしは草刈機のせいで「バネ指」になりました…
夜眠れないぐらい痛みを感じ、指が曲げられなくなってしまうこともあるので注意です。
こういった病気の治療法は「安静」がほとんどです。
仕事は休めないので安静にしていられない⇒ずっと治らない・ひどくなる
なんてことになる前に!早めに使用し予防するのが大事です!
わたしは、早めに防振手袋を使っていればなぁ、と後悔しています…
4.剪定ばさみ
○剪定ばさみを選ぶポイント
・素材
剪定ばさみは、野菜の収穫時、芽かきなどのお手入れをする時、草木を切る時、などに使用しますが
使用用途に合わせて素材を選びましょう!
⇒野菜の収穫、お手入れ用
剪定ばさみで切った「切り口」から、菌やウイルスが入り、野菜などが病気になる可能性がありあす。
特に気を付けたいのが、鉄など「さびやすい素材」のものです。
刃に付着したサビも、デリケートな植物にとっては良くありません。
ですのでこの用途の場合は、セラミック製をおすすめします!
⇒草木を切る用
鉄製やステンレス製の剪定ばさみの方が、やはり切れ味は良いです!
このように雑草や木を切るときは、切れ味を優先しましょう!
5.カッパ
○カッパを選ぶポイント
・お値段について
大雨の日でも作業しなければならないのが農業。
安いペラペラのカッパは、水が浸透してビシャビシャになります!
肌に張り付く不快感、そして寒いです!風邪ひきます!
⇒カッパは3000~5000円のしっかりしたものを買った方がよい!
・着心地
カッパは着心地が大事なので、ホームセンターで実際に着て買うのをオススメします!
* フードを被ったときどうか
* ポケットの中も濡れないようになっているか
* 通気性はどうか
これらは案外大事になってきます!!!
ぜひ実際に着てみてチェックを!!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
参考になりましたか?
今回は、クワや草刈機などの道具は紹介しませんでしたが、
どこかの農家に行って働く、となると、
1.長靴
2.防虫ネット
3.手袋
4.剪定ばさみ
5.カッパ
この5つは必須です!
これらを買ってぜひ楽しい農ライフを!!!
それでは。