ニワトリ社会の上下関係

どうも!ダイスケです!

 

みなさん!!!

会社での上下関係はいかがでしょうか?
上司や部下とはうまくやっていますか?
ヒエラルキーの階段を登っていますか?
人間関係でストレスたまっていませんか?

 

あんね、トリちゃんにも上下関係があるんですよ…

あの子たちも、いろいろ苦労しているみたいで。

 

あくまでも僕の考察ですが、ご紹介していきます。

 

 

メス

 

ひとつの鶏舎の中にいろんな子がいます。
5種類にわけてみましょう。

 

①普通のメス

 

 

普通に食べて、普通に卵産んで、普通に寝る子。
こういう個性のない子たちが大半を占めます。

 

 

②モテるメス

 

 

背中や首周りの羽が抜けている子は、オスからモテていることが多いです。
交尾の際、オスはメスの羽を引っ張り、自分のそばに引き寄せて、メスの体を固定させる習性があるからです。
羽が抜けている ⇒ 交尾を頻繁にする ⇒ モテている
というわけ。

 

しかし、他のメスからいじめられて、羽が落ちてボロボロになった、というパターンもあります。

 

 

③喧嘩が強いメス

 

 

こんな感じで、たまにバトルが繰り広げられています。
バトルに勝った「強いメス」は、メス社会のヒエラルキーを登っていきます。
(必ずしもピラミッド構造ではないかもしれませんが…)

 

上層部のメスたちは、エサやりの時には「私が一番先に食べるのよ!!!」と言わんばかりに、他のメスを押しのけて最前線に出てきます。

そして下層部のメスが近づいてくると「これは私のエサよ!!!」と言わんばかりに、攻撃して追っ払う。

 

やっぱ、結局は「喧嘩の強さ」なんですよねぇ。
「オスからモテるかどうか」ではない。

 

学生時代を思い出してください

口喧嘩の強かった女子は、スクールカースト上位でしたよね?(笑)

 

ダイスケ少年
女子こわい

 

 

④いじめられっ子

 

 

採卵箱の中で、ずっと卵を温めている子がたま~にいる。
こういう子は、みんなからいじめられすぎて、鶏舎内に居場所がなく、採卵箱を逃げ場にしていることが多い。
そのためか、「卵を温める」という母性本能に磨きがかかっています。

 

話は変わりますが、卵を孵化させるときは
みんなが産んだ有精卵を何個か集めてひとつの採卵箱に入れ
こういった「母性最強のママ代表」を選抜し、卵を抱かせます(『抱卵』という)
孵化したらしばらく、育児をしてもらいます。これについてはまた今度。

 

 

⑤喧嘩が強くてモテる、最強のメス

 

 

スケバンの南野陽子、的なねwww

(古くてすみません)

 

こういう子が、ごく稀にいるのよねぇ
羽が抜けていて、バトルが強くて、常にいじめられっ子を追いかけまわしている子が。

 

 

オス

 

オス社会では、メスよりも上下関係が厳しいです。
たとえばこの鶏舎をみてみると……

 

・大ボス

 

 

各鶏舎に必ず1羽いる、一番喧嘩が強いオスです。
「尾」が長く、体が大きいオスが、これにあたる場合が多いと思います。

 

 

・中ボス

 

 

ちょっとだけ羽がボロッとしている。
(大ボスとのバトルで「尾」がちぎられている場合が多いかも)

 

エサやりの時は、大ボスが近づくと

「あ、さーせん。」

みたいな感じで、その場を譲る場面を何度も見たことがあります。

 

 

・いじめられっ子

 

 

大ボス、中ボスから逃げるように生活する、最弱のオス。
逃げまくるから撮影すんのも一苦労。
羽がボロボロだったり、なかには目を潰されて片目が見えないなんて子もいます。

 

 

こういうオスを見かけると言っちゃう……

 

ダイスケ
人生つらいよねぇ、わかるわかる

 

 

フルボッコ事件

 

その事件は、別の鶏舎にいたオスを、引っ越しさせた時に起きました。

 

 

 

「大ボス VS 新入り」である。

(ちょっと大げさか)

 

 

 

 

 

 

 

 

隅っこに追い込まれて、フルボッコにされていました……
(心配そうに近寄ってくるメスかわいい)

 

 

おい、大丈夫か?(笑)

 

さすがに救助。足を負傷して立てないようだったので、しばらく隔離して個別にエサを与えました。

 

 

 

芽生える、友情。

オスが、直接手からエサを食べてくれることって、なかなかない。

 

 

 

こんなに大人しく抱かせてくれるオスなんて、めったにいない。

 

 

ダイスケ
いや~ お兄さんも大変っすね~

 

 

 

 

 

ダイスケ
おれも大変なんすよね~

 

 

それではまた。