西日本豪雨(台風7号)の被害報告
どうも!ダイスケです!
ゴゴゴゴゴゴ……
台風7号、そして西日本豪雨。
西日本各地にとてつもない爪痕を残していきました……
四万十の渓流がながれる、この農園では
「避難準備」マークが点灯しましたが、川の氾濫や土砂崩れ、建物の崩壊などの致命傷はなく、なんとか持ちこたえました。
しかしまぁ、地味に横っ腹をつついてくるような小事件が多発しまして……
畑が崩壊!?
みてくださいこれ
畑の一部が崩壊して無くなっている!!!
ここに植えていたキャベツはどこへ!?!?
畑を支えていた石垣が崩れたようで
28センチの「バカの大足」を以てしても、この、圧倒的サイズ感。
ここで、思いもよらぬ二次災害に気が付きました。
枝豆
全滅
崩壊した石垣を登って、シカに侵入され、100株くらいあった枝豆は一晩で全滅。
僕は、ずんだ餅が食べたかったです。
いやしかし、あの巨大石が鶏舎に転がらなくてよかった……
トリちゃんたちはみんな無事でした。
チビたちも、数か月前はこんなんでしたが
でっかくなったな!!!
僕はいつも、なんか、嫌われているのですが、
右手にエサを握るだけでこのモテっぷりです。
当然、水は止まった。
もはやこれは、台風や豪雨時の恒例行事
ウチは山からパイプで水を引いていますがゆえ。川の流れが強いとパイプが流され、蛇口をひねっても水が出なくなる。
もちろん、風呂にも入れない。
通常状態がこれ
雨が止み、川の流れがおさまったころ、水源を見にいくと……
パイプ先端がポーーーーーン!
定位置に戻して飲水・生活用水は復旧。
詳しい話はコチラに書いてます
⇒水道を契約しないということ その1
⇒水道を契約しないということ その2
最悪の事態
今回の台風で、最も苦戦したのが、、、
田んぼと鶏舎の水が止まった!!!
書いたように、パイプを定位置に戻すと、いつもは復旧するんですよ。
飲水・生活用水は復旧したものの
田んぼの水が一向に復旧しない!
とりあえず、これを見てください。
山奥の水源から引いたパイプが、このタンクの裏側に接続されていて、常にタンクへ入水されています。
下部のバルブをひねると、各田んぼへ供給され、上部のパイプから「オーバーフロウ」として余剰分が排水される仕組み。
なんと、
オーバーフロウは出ているのに、いくらバルブをひねっても水が供給されない状態
でした。
応急処置
田んぼを枯らすわけにはいかんので、応急処置。
その場で思いついたアイデアで、この危機を乗り越えます。
倉庫にあった「水枕」
ビニール製の筒のようなもの。
これをタンクのオーバーフロウに接続し、
道路を通って
田んぼへ
なんやかんやしていたら一週間後が経ち……
まだ復旧しないので、さすがに業者を呼びました。
どうやら、このゲートバルブに何かが詰まっているそうだ。
大スパナで分解を試みるものの、固くて断念。
すると、営業所に戻って、ガスボンベを持ってきてくれました。
バーナーでひたすらバルブを加熱し
アッツアツのところを大スパナでグイッとひと回し。
うわあああああああ
なんか出てきたあああああ
ビニール袋だああああ
これを除去した直後、水は復旧
田んぼへ水がジャボジャボ
いや~ よかったよかった。
まとめ
田んぼへの入水が止まったのは初めてで、かなりパニックになりましたが、
「アイデア」と「対応力」で、なんとか乗り切りました。
こういうアイデアや対応力って、どんなエリートサラリーマンでも、もっていないよ。
自分、少しは成長したのでは?
いや~、それにしても、
なんでビニールがタンクの中に入ったん!?
それではまた。